近年の不動産投資ブームにより不動産というものに興味がある方が増えてきています。
実際、ネットや書店、ユーチューブなどでは、たくさんの情報が溢れており、昔に比べてかなり身近なものになってきていると思います。
不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンだと言われています。
しかし、それはしっかりと勉強することによってリスクを少なくし、リターンを増やすことができます。
今回はメリットとデメリットについておたえしますので参考にされて下さい。
メリット
ここからは具体的に4つのメリットについてお伝えしていきたいと思います。
レバレッジをきかせることが出来る
私は、これが最も大きいと考えています。
属性(職業)にもよりますが、金融機関から融資を受け、少ない頭金で年収の5倍以上の物件を購入し、運用ができるということです。
私は、契約の手付金を50万支払ったのみでフルローンで3000万円の融資を受けています。
通常、他の投資ではある程度の資金がなければ大きな利益を受けることが出来ません。FX等でもレバレッジをかけることが出来ますが、値段の上下のふり幅が大きいため大きくレバレッジをかけるとロスカットのリスクがかなり大きいため、不動産投資投資ほどのレバレッジをかけることは難しいでしょう。
長期的に安定した収入を得られる
アメリカの研究結果で700以上の職業の内、技術の発達により、今後10年~20年の間で約47パーセントの職業がなくなるそうです。
また、病気や事故等で働けなくなった場合、どのように家族を養っていけばよいのでしょうか。
不動産投資であれば、入居者をしっかりあつめることが出来れば、何十年間も収入を得ることが出来ます。
インフレに強い
日本は長期デフレであまり実感がありませんが、アメリカ等は年間2パーセントのインフレを目標にしています。
日本政府もなんとかインフレにもっていこうとしています。
消費増税によりまだまだかかりそうですが...
もし2パーセントのインフレが起きると、今持っているお金は来年は2パーセント目減りするということです。
賃料は物価に連動しますので、インフレになろうが影響はありません。
大きな手間がかからない
株式やFXは値段の上下が大きいため画面にかじりついてトレードしなければなりません。
勿論、不動産投資についてもなんの労働もなく、利益を得るということは難しいのですが、最初にしっかり勉強し、良い物件を探して購入すれば、あとはほぼ管理会社が管理しますので自動的にお金が入ってきます。
その他
その他には、生命保険の代わりになるということが言われます。
それは、ローンを組む際に団体信用生命保険(団信)にはいることによって、借入した本人が、亡くなるか重度障害を負うことになっても、それ以降の支払いの義務がなくなるというものです。
しかし、これについては35歳以下の方であれば、団信に入るよりも普通の生命保険に入るほうが割安になると言われています。
これについては、不動産を購入することによるメリットではなく単純に保険に入っているだけですので、しっかり考えて融資を受けましょう。
また、他のサイトでは、年金代わりになるなどと書かれていますが、年金は税金の控除等を受け積み立てある一定の年以降にもらえるものです。
不動産投資の場合は、20歳だろうが30歳だろうが、利益が確定した時点で収入が入りますし、入居者がいなくなると当然収入はなくなりますので、年金をは少し意味合いが違ってきます。
しかし、頼りにならない年金の足しになるという意味で確実に資産として残せる不動産は有効だと思います。
デメリット
ここからはあまり紹介されていないデメリットについてお伝えしていきます。
空き室が出たときの収入減
不動産投資家で一番怖いことはこれではないでしょうか。
物件を購入しても入居者がいなければ利益はありません。
利益がなければ、ローンの返済は自分の稼ぎから払うことになります。
3000万の物件を35年で返済する場合、毎月8万円程度の支払いをしなければなりません。
普通のサラリーマンや、公務員では中々難しいことだと思います。
税金がかかる
固定資産税が土地と建物に対して税金がかかります。
また、所得が発生した際にも所得税と住民税がかかってきます。
手続きが難しい
物件の契約書を見ても素人にはよくわかりません。
実際、私も、かなり勉強はしていったつもりでしたが、長々と難しい契約事項の説明を受け頭がパンクしてしまいました。
融資についても同様です。
事前に必要な書類や借り入れがあった場合は、追加での書類の作成等中々前に進めることが難しいです。
火災や天災等のリスクがある
火災・天災により建物がなくなってしまうと、当然のことながら収入がなくなります。
また、その他のリスクとして事故物件であったり、大規模修繕で何百万も必要になったりします。
デメリットへの対策
様々なデメリットを紹介しましたが、不動産投資というのは大昔からあるものです。
江戸時代から家を貸す人借りる人はいましたし、リスクに対する手段はしっかり確立されています。
- 空き室対策→物件を選ぶ時点で需要が多い場所を購入する。適正な価格を提示する。
- 税金がかかる→国民の義務で払いましょう!!といいつつも減価償却等で節税できます。
- 手続きが難しい→始めはなんでも難しいです。何事も勉強。私も次はもっと楽になると思っています。
- 火災・天災リスク→保険と事前のリサーチでリスクを減らすことが出来ます。
まとめ
不動産投資のデメリットについては、自分の勉強次第で減らすことが出来ます。
また、他の投資と違い価値が暴落することがあっても、確実に土地建物は残ります。
リスクへの対策をし、しっかりと利益を得ましょう。
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