トレーニングには3原理5原則というものがあります。
何も考えずにメニューをこなすだけでは、レベルアップは望めません。
今回紹介する原理原則は、トレーニングを行う上で基本的な考え方です。
トレーニングの3原理
過負荷の原理
1 定水準以上の運動負荷を身体に与えないとトレーニングの効果は得られません。つまり、日常生活で使っている力よりも大きな負荷をかけなければいけません
可逆性の原理
せっかくトレーニングを行い筋肉をつけても、やめてしまうとまた元の体に戻ってしまいます。
継続したトレーニングにより、維持が望めます。
また、トレーニング歴が半年の方と5年の方では、半年の方のほうが早く効果がなくなってしまいます。
特異性の原理
行ったトレーニングに対応した運動能力が増加するということです。
下半身の筋力をアップさせたければ、下半身の筋力トレーニングを実施し
同様に、上半身の筋力アップは上半身へフォーカスしたトレーニングを行うということです。
トレーニングの5原則
全面性の原則
全身をバランスよく、有酸素運動、筋力、柔軟性等をまんべんなくき鍛えましょう。
1つの部位に偏ずまんべんなく鍛えていきましょう。
ケガのリスクや、筋肉のバランスを考え、筋トレだけでなくストレッチ、上半身だけでなく、下半身も鍛えましょう。
意識性の原則
今、自分がどこの部位を鍛えたいのかを意識してトレーニングに取り組みましょう。
トレーニングを意識して行った場合と、行わなかった場合は筋肉の発達に差が出てきます。
鏡を見ながらトレーニングをする等、どうすれば意識をしやすいか工夫していきましょう
漸進性の原則
自分のレベルアップに伴い、徐々に負荷を強めていきましょう。
同じ負荷、同じ回数をこなしていても、体に変化は起こらなくなります。
体が大きくならないと感じたら、負荷を大きくしてメニューの見直しを図りましょう。
個別性の原則
トレーニングは人によって進捗スピードや得意な部位等、様々です。
人を見て焦る必要はありません。自分に合ったトレーニングをコツコツと継続していきましょう。
反復性の原則
効果を得るためには、単発で行ってもダメです。
繰り返し、継続的に長い期間行うことにより、効果を得られるようになります。
まとめ
今回紹介した原理原則から、トレーニングにおいて何が重要であるのか理解しやすくなったと思います。
これらを念頭にトレーニングメニューを組んで頂くと、継続的なレベルアップが望めます。
是非参考にされてください。
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