ギックリ腰を早く治したい!数回の体験から得た教訓

おじさん考える

ギックリ腰になると大変ですよね。
ほとんど動けなくなり、ストレスが溜まって体が痛いだけでなく気持ちも落ち込んで行きます。私は毎年のようにギックリ腰になっているのですが、
何回やっても慣れません…
めちゃくちゃ痛いです!!!!

一言で「ギックリ腰」といっても、毎回程度の違いがあります。
安静にするために横たわっていても、呻き声が出るぐらい痛いときがあります。
今年は、なんとか生活はできるぐらいの痛みで、比較的早く治すことが出来ました。
程度が軽かったのもあるですが、早く治せた一番の要因はしっかりと対処できたからだと思います。
ネットで沢山の記事を読んだり、ツイッターでフォロワーの皆様からの意見を聞いたり...
人それぞれやり方が違いますので迷うこともあったのですが
何回もギックリ腰を経験し、様々なやり方を試す内にある程度確立できましたので、報告させていただきます!

ギックリ腰とは?

正式名称を「急性腰椎症」といいます。
きっかけは様々です。
重いものを持ったり、屈んだり…
私は、くしゃみをしただけでギックリ腰になったことがあります。
昔、医者に原因を聞いたところ
「腰痛は原因不明の場合が殆どですよ。」
と言われたことがあります。
主に腰の筋肉が損傷を受けることによって炎症が生じ、痛みが発生します。

ギックリ腰発生!!まずどうする!!

今回思ったのは初期対処が一番重要だということです。
痛いと思ったらすぐに対処することによって、早期に治すことが出来ます。
炎症による痛みは、まず「RICEの法則」を行うべきです。
発症後48時間から72時間は痛み物質が出続けると言われています。
初日よりも次の日、またその次の日のほうが痛くなってきます。
2、3日間はRICEの法則に従って対処を行ってください。

R(Rest)

安静にすることです。
というか、ほとんど動くことが出来ないと思いますが・・・。
体を動かすと血行が促進され痛み物質のどんどん発生します。
早く日常生活を送れるようにしっかりと安静にしましょう。

I(Ice)

しっかりと冷やしましょう。
痛い部分を1回15分ほど氷嚢やアイス枕でしっかり冷やすのが良いと言われています。

C(Compression)

圧迫・固定することです。
コルセットやさらしでこしをしっかり固定・圧迫しましょう。
これにより、痛みが和らぎます。

E(Elevation)

痛い部分を心臓より高い位置に持ち上げることです。
これについては腰を心臓より持ち上げるのは難しいので、出来る範囲で足をクッションなどで高く上げるようにしましょう。

初期にやってはいけないこと

腰痛と一括りに言っても原因は様々です。
周りの人に助言を求めて違う対処をしてしまうと症状が悪化してしまいます。
ぎっくり腰の初期対処では、以下の処置を絶対に行わないようにしましょう。

温める

腰痛になると湯舟に入ってしっかり患部を温めようとしがちです。
しかし、ぎっくり腰初期は絶対に温めることは止めてください。
炎症がひどくなり、痛みが増大します。
私は数年前、ぎっくり腰になった2日後に湯舟に入り、脱衣所で動けなくなったことがあります。

無理して動く

仕事が休めないときもありますよね。
ですが、コルセット等を巻いて無理して動くと悪化するだけです。
職場の理解を得て、あまり動かないようにしましょう。

3日経過したら

初期対処をしっかり行い、まだ痛みが続くようならば、4日目からは慢性腰痛への対処を行っていきます。

ストレッチ

腰や太ももの裏をしっかり伸ばしましょう。
しかし、むりをしてはいけません。
痛いのに無理をしてストレッチをすると、変に力が加わり更に筋肉を硬直してしまいます。
ゆっくりとじんわりと伸ばしていきましょう。

温める

まずは、少し湯舟に入ってみて炎症が悪化し痛みがひどくならないか様子を見ましょう。
異常がなさそうであれば、ゆっくりと湯舟につかりましょう。

動ける範囲で動く

ぎっくり腰発生から4日日以降で、可能な限りで動いた人と、痛いからとずっと動かなかった人では、動いた人のほうが回復が早いという研究結果があります。
負荷が強い動きであればコルセットを巻いても良いですが、可能な限り何も巻かずしっかりと動かしましょう。

まとめ

ぎっくり腰は非常につらいです。
しかし、しっかりとした対処を行えば早期に回復させることが出来ます。
まずはRICEを思い出し、悪化させない初期治療を行いましょう

コメント